学院長●西尾育子のマツエクサロン開業までの道のり【ネイルスクールへ通う編】
学院長の西尾育子がOL時代を経て、マツエクサロンを開業するまで
子ども時代の話や製鉄関係の商社OL時代の話、ネイリスト時代の話に至るまでたっぷり話してもらいました。
今回は【ネイルスクールへ通う編】です。
いよいよ美容業界に突入です!
爪のコンプレックスを解消してくれたネイル
Q ネイリストを目指すきっかけは何でしたか?
たまたま受けたネイルの技術に感動して、これを広める仕事は需要があるんじゃないかと思ったんです。
当時のネイルサロンは値段が高くて、一般人が気軽に行けるようなサロンはありませんでした。
私自身もネイルサロンは爪の綺麗な人が行くところで私のような平たくて伸びてもすぐに折れるフニャフニャの爪の人が行くような場所ではないと思っていました。
それがスカルプチュアという技術に出合い、私のコンプレックスだった爪が一気に解消されたんです。
この時の感動はいまでも忘れられません。
毎日、自分の手とは思えない綺麗な爪を眺めて過ごしていました。
電話を持つ手も、ボールペンで契約書のサインをもらうときも、すごく自信あふれる仕草に変わったように思います。
私のようなコンプレックスを持っている人はたくさんいるはず。
その方たちに教えてあげたい!
そう思ってネイルという技術を広げるビジネスモデルを考えました。
ネイルサロンを作るのにいくらぐらいお金がかかるのか?
スタッフを何人ぐらい雇用しようか?
サロンはありきたりだから、バスやトラックを改造して移動ネイルサロンを作ったらどうか?
とか、OLの仕事をしながらそんなことばかり考えていました。
Q 最初は技術者ではなく、経営者志望だったんですね。
でもよくよく考えてみたら、オーナーがネイルの技術を持っていないのってどうなんだろう?
私が社員だったら、きっと言う事聞かないと思います(笑)
そっか。まずは自分がネイルの技術と知識を身に付けなければ。そう思い貯金をはたいてネイルスクールに通うことにしました。
Q 仕事をしながらネイルスクールに通われたんですか?
平日は会社員としての仕事、週末はネイルスクールに通い、平日の夜は友達の家に行ってレッスンさせてもらうという日が続きました。
頑張ってレッスンして資格を取って、ネイルサロンに転職。
そのとき私は27歳でした。
ここから私のネイリスト人生がスタートしたんです。